2012年8月25日土曜日

家具君の作品

友人の家具職人、家具君(寺本氏)の作品が柏葉窯に展示されて居ます。


高価なチーク材で丁寧に仕上げられた棚です。

本来は床に置くものですが、展示の都合で壁に仮付けしてます。

安価な使い捨て家具が横行する昨今ですが、一生物の手作り家具は存在感が違いますね!

ちなみに価格は最大に勉強して頂いて7万円だそうです、材料費と手間を考えたら激安ですが、ユーザー感覚としては簡単に手が出せないのも実情ですね。

そして、作品の純粋な価値に対する価格設定は、物作りをする同志として、その難しさが良く分かります。

売れなければ生活出来ない半面、売る事の為に、魂を売る事はもっとできない・・・ジレンマが付いて回ります。

家具君はデビューしたての新人作家です。沢山作品が作れる様に、皆さま応援して下さいね~!


取っ手は焼き物などで手作りすれば付け変えてくれるそうです。



余談ですが、柏葉窯には教室の生徒さん達に新築祝いで頂いた大切なジャンべがあります。

香音天の甲斐さん(打楽器奏者)が手配してくれた、本場アフリカの胴に、日本のジャンべ職人が皮を張ってくれたものです。

柏葉窯の舞台は1センチの構造用合板の下張の上に、3センチもの厚みがある無垢の板張りで仕上げてあります。ただ、材が杉で柔らかいため傷になり易いのです。

ライブ等でノリノリでジャンべを使うと、ジャンべの材が堅いため床に沢山跡が付いてしまいます。


そこで、底にクッションを付けたいと思案中、家具君を想い出し相談しました。

家具君は元々、椅子張り(座面や背もたれを張る・・・)職人だったんです。


教室のニャンコ先生がたまたま持っていた皮を貰って、クッション入りで張ってもらいました。


太鼓鋲が違和感なくマッチしてます。

これで床も大丈夫!

家具工房TERAMOTO で、ジャンべの改造も承るそうですよ!!!



2 件のコメント:

  1. どうも!KAIです。
    いいアイデアですね。
    買ったとき、デザインがちょっとシンプルかなと思っていたけれど、これで、しまった感じになりましたねぇ!

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  2. KAIさんコメントをありがとうございます!

    今日、宮崎に旅行した教室のスミレさんに「高千穂」と云う焼酎を頂いて、KAIさんを想い出していました。

    ジャンべの改造、良い感じですよね!

    本職のKAI先生に「これはしてはいかん!」って怒られなくて良かったです。

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